田中公平作家生活20周年記念
炎のオーケストラコンサート



平成12年11月1日のコンサートについてレポートします。
単に日記に載せようとしたら長すぎたので、別ファイルにしただけなんですけどね(滅)
お暇でしたら、まあ見ていって下さいな。
ただ、観客のマナーに関してかなりきっついことを言ってますので、気を付けてくださいね。


会場は東京オペラシティコンサートホール。
…………床も天井も木で作ってありました………(゚д゚)
音響が本当に良かったですよ。
席は2階席で、なんとオーケストラを見下ろせる位置!
ある意味すごい良い席でした。
ただ、司会の折笠さんや田中先生の後ろ姿ばかりしか見えないのが残念でしたけど(^^;)
パイプオルガンの演奏が間近で見れたのは、あの席ならではでしたので役得だったかな?。
そっか…………ああいうふうに演奏してたんですねぇ。エレクトーンの原型みたいな感じでした。
(エレクトーンは鍵盤が2段以上あるし、足も使って演奏するんですよ)
楽器の演奏も、打楽器とハープ以外(死角で見えなかった)はよく見えましたし。
指揮者の方の表情とかもよく見えるので、演奏を始める前にみんなに「行くよ?」って感じで言ってるのが見えて、なんだか楽しかったです(^^)
指揮者のスコアって、独特なのまで見れましたし。普通の五線譜じゃなかったですよ。
いろいろと勉強になりました♪(←何のだ)
位置の関係か、ちょっとパイプオルガンの音が耳についたかな〜?
もう真剣に聴いていたので、すっごく肩が凝っちゃいました(笑)

第1部は「〜20周年な夜〜 田中公平自身が選んだ劇伴代表作 TOP10」でした。
司会は折笠さんと、田中先生。折笠さんの衣装、素敵でした………後ろ姿しか見えなかったけどね(爆)
第10位から順番に演奏していったのですけど、「笑うせえるすまん」のテーマくらいしか聞き覚えがありませんでした(死)
第10位は「ハーメルンのバイオリン弾き」から『未完成協奏曲』で、田中先生自身が歌ってくださいましたよ!!!
さすがはきちんと音楽を学ばれた方だけあるわ……。
基礎があるって強いですよね………。
他は聞き覚えあるか全然知らない作品からの曲でしたので………(^^;)
「ワンピース」とか「勇者王ガオガイガー」とかの曲が演奏されていましたよ。
1月24日にCDが出るらしいので、涙を呑んだ方はぜひ♪

休憩を挟んで、第2部は「〜サクラな夜〜 『サクラ大戦シリーズ』歌とBGMコンサート」でした。
1曲目は「ドリーム夢の1ポンド」。
………横山智佐さん、富沢美智恵さん、高乃麗さん、田中真弓さん、渕崎ゆり子さん、西原久美子さんが歌ったのですが………皆さん、ブラックフォーマルで決めていらっしゃいました。
歌謡ショウとかでは役柄の上での衣装なのでそれ風な服なのですが、今回は素のせいか、色っぽいやら艶やかやら。できれば正面で見てみたかった………!
後ろ姿もすっごく細くて色っぽいの! 綺麗でしたよ。
特に高乃さん。レザーっぽい体にぴったりした服が色っぽかった………(くらくら)
田中真弓さんは膝丈のフレアーなワンピースで、袖が透けている服。横山さんはストンとしたAラインの……素材はベルベット系で袖が膨らんだ服。富沢さんは肩が空いてる、レースのドレス。渕崎さんと西原さんはふわっとしたスカートのドレスでした。
ああ、本当に前から見たかった〜〜(><)
もちろん、演奏も歌も素晴らしかったです。特に田中さん、オーケストラに負けてない声量がおさすがでした!
2曲目は高乃さんと伊倉一恵さんの「春風の恋唄」。
掛け合いが素晴らしかったです。もう言うことないです………(倒)
高乃さんの衣装は男役のせいか、あっさりしたパンツルックだったのですが、伊倉さんの衣装、すっごく可愛かったの!
基本はブラックフォーマルなんだけど、水色の大きなリボンを前に2つあしらって、靴にも、そして髪にも水色のリボンを編み込んでありました。
スカートもふわっとしたやつだったし………んもう、前から堪能したかった〜〜(ジタバタ)
……失礼しました、次に行きます。
3曲目は渕崎さんと西原さんで「つばさ」です。歌謡ショウとは違うオーケストラバージョンが聞けて幸せ♪
二人とも、濃いピンクが基調のドレスに衣装替えされていました(^^)
特別ゲストでギターの方が演奏されていました。
4曲目は横山さんと高乃さんの「シンデレラ」。
この組み合わせの歌も好き〜〜(^^)
高乃さんも横山さんも衣装替えされていました。
5曲目は富沢さんと田中さんの名曲「愛は永久に」。
聞き惚れていましたよ………。富沢さんのすみれ色のドレスも綺麗だったし……。
ラストはBGMメドレーです。
「帝劇のテーマ」から「夜のテーマ」と、自然に流れていくのが………(うっとり)
ラストの檄帝で、手拍子しました!
生オーケストラって、音の振動が伝わるから、迫力が違うんですよ!
耳と目で幸せでした………。
アンコール曲は「花咲く乙女」から「夢のつづき」に。もちろん、花組の歌付き♪
嬉しかったです〜〜。
これだけでは観客が収まらなくて、再び田中先生が挨拶に出てきてくださいました。
わざわざ九州からこれだけのために出てきて良かった………我が人生に一片の悔いなし!!!(本気)
本当に良いコンサートでした。
行かなかったら絶対あとで後悔すると思ったので………思い切って正解でした。
チケットをとってくださったKさんに特大の感謝っ。
だけど、ほぼ毎月会っているよーな気がするのは気のせいかしら(爆笑)
来月も再来月(たぶん)もおつきあいよろしく♪(←ここで言わないよーに)

観客のマナーも、自発的に守ろうという意識が高かったので良かったですよ。
会場が会場なだけに、できる範囲でちゃんとした格好で来ていた方も多かったですし。
ただ、客層がいつもよりも違うだけに、会場の関係者も戸惑ったかもしれませんね(^^;)
クラシックオーケストラコンサートとかオペラとかって、年輩の方や女性が多いんですよ。
今回は若い男性も多かったですからね。
以下、辛口の意見を書きますので嫌な方は跳ばしてください。


アンコールの時に奇声を発するのはやめて欲しかったです。拍手で十分、気持ちは伝わると思いますよ(^^;)
普通のアイドルコンサート会場ではないんですから、常識をわきまえて欲しかったな、とちょっと思いました。
コスプレも、そういうイベント会場以外は非常識だという認識をもって欲しいですね……(遠い目)
はっきり言ってしまえば、こういうのと同類だと思われたくないですから(おい)
マナーの面でも、少しずつ学んでいければいいですね。
歌謡ショウも広井さんの注意が功を奏してか、観客のマナーが良くなってきていますし。
(後は会場外でのマナーを良くすれば完璧)
お客さんのマナーが悪ければ、会場側は貸さなくなるかもしれないということを念頭に置かないと、ね。

最後がちょっと厳しい意見を書いてしまいましたが、コンサートに行った感想でした。
1日だけのコンサートなのが、とてももったいないと思いました。

2000.11.4 櫻井 映里  


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