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平成１３年１２月２３日のヒルトン東京ベイ。
そこは、１９２４年巴里の「テアトル・シャノワール」でした。
ってことで巴里歌劇団のクリスマスディナーショウへ行って参りました。２部の方です。
本日の同行者はサクラ〜なお友達のＫさん。
考えてみなくても、Ｋさんとはほとんどのサクラなイベントにご一緒していただいています。
……サンキュー、Ｋさん。今後ともよろしく！（いえ、本当に）
２部の方は恐らく大部分の方が「２部の方が１部よりもある程度慣れただろうから」という理由で選択されたと思うんですけど。
確か４００名程度の定員に、６００人はいましたわよ（滝汗）
１テーブル１０名で、１列６〜７テーブル、全部で６１テーブルありましたもの。
テーブルで人数の増減が可能だから、出来る技ですわねぇ。
私たちのテーブルは１番テーブルで、最前列の一番右端。
…………ここまで「右よりの法則」（←何故か取るチケットがことごとく右側の席になる法則）が適用されなくても(^^;)
まあ、花火ちゃん好きだからいいけど。（３では、ご贔屓女優さんは特にいませんの〜）
こちらは着物のお嬢さんは見かけませんでしたが、ドレスアップしたお嬢さんやお兄さん方が拝見できましたわ♪
……「学校の制服だろ、君」という人は見かけましたけどね。
後ほど同じテーブルなことが判明し、更に中学生だったという事実まで判明しました(^^;)
夏の歌謡ショウでディナーショウがあることを聞き、バイトを頑張ったそうです。根性……。
ふと思ったんですけど、疑問に思ったこととか必ずオチが付いているような気がするのは、私の気のせいでしょうか……。まあ、すっきりするからいいんだけど。オチのある人生ってなんだかなぁ(^^;)
話を元に戻します。
うちのテーブルは他にも母娘連れ、一匹狼でゴー（謎）な方々と、バラエティに富んだメンバーでした。
ちょっと話してみたら、母娘連れさんたちは舞台挨拶まで狙ってらして………。もちろん、他の方々も行くみたいでした。７時には並んでないと、とかいう話題が(^^;)
そして大阪のディナーショウにも行った人が、他にもいたという事実。
さすがです。さすがはディナーショウにまでくる根性の入った人々だけあって、気合いが違います。あ、もちろん、私たちもですけど（爆）
席に座っていると、本来なら敵なのにレギュラー化している怪人シゾーが「ウーッサッサッサッ」とか言いながら巨大ばさみを持って各テーブルを回りつつ挨拶してました。
シゾーは、ウサギの怪人なんですよ。ちなみに設定は４０歳くらいで紳士な服装をしています。
人間の楽しそうな笑い声が嫌いとか言いつつ歓迎しなきゃいけないから、大変よね（笑）
あ、ちゃんと近くまで回ってくれたときに握手を求めましたわ。
チャンスは逃さないようにしないとね♪（←過去の教訓から）
今回、前説は広井さんじゃなくてシゾーが担当するそうです。
（そういや、広井さんはちょろっとテーブル間を挨拶にみえたっけ）
途中でコクリコがやってきて、まず、フランスでは「メリークリスマス」をなんというか、という話題から。
「Joyeux Noel（eは代用）」で、「ジュワイユノウェール」というそうです。舌かみそうですわ（滅）
シゾーの音頭で、みんなで発音してみました（笑）
次に二人でテーブルマナー講座を行って、「お食事楽しんでね〜」ってことで前説は終わり。
で、お食事の始まり。……食べてて良いって言われても、やっぱりお話があってる最中には食べにくいですもの。
お料理は、まずは前菜の「北海道産蟹と帆立貝のカクテル オレンジ入りマスタードドレッシング」。
スープは「伊勢海老のコンソメレモングラスの香り」。
メインに「ＵＳビーフのトルネードステーキポートワインソース 季節の温野菜とグラタンポテト」。
デザートは「チェスナッツパルフェ”サンタの贈り物”」。で、コーヒーに小菓子のプティフールが大皿に盛られてきたので、回して好きなのを取ることに。私はもちろん、苺のを選びました（笑）
うーん、なんというか、大阪の方に比べてパンチが効いていないっていうかありきたりっていうか。
これっていうのがなかったです。
メインも、どこらへんがトルネードが分からなかったし（笑）
ナッツのケーキは美味しかった、くらいしか覚えてないなぁ……。
あ、ちゃんとメニューは置いてありました。巴里５人のイラスト付きでね(^^)
シャノワールのマークがグー！(^.^)b
ただ、今回人数が多すぎたせいか、サービスする人も大忙しで手が回ってませんでした。
そこを差し引いても、個人的な意見ですがウェスティンホテルの方のサービスが充実していましたわ(^^;)
お食事も終わり、いよいよ It's a Show Time !
♪花の巴里♪
両側のドアから、ピンクのひらひらした衣装を着た踊り子さん６名が登場！
凄い、今回はバックダンサー付きなのね！！！
おみ足を上げて、素敵なカンカンを披露して下さいました〜。でもカボチャパンツじゃなかったわ。足がもろに見えてます〜〜(^^;)
ああ、ここでも目のやりどころがっ（核爆）
踊り子さん達の登場で会場はヒートアップ！ おもわず「ひゅーひゅー」という声援がっ。
高級ホテルなのにいいのかしら（汗） まあ、きっとシャノワールのショウもこんな感じだったような気がしますけど。
そして巴里花組の登場です！
前回のイベントと同じく、トリコロールカラーのリボンが付いた花を持って登場！
一人一人ソロがありましたわ。
ああ、でもこの歌はメル＆シーで聞きたいんですよね〜。いつか実現希望。
ここで、皆さんからのご挨拶です。もちろん、フランス語で「ジュワイユノウェール」(^^)
生巴里華撃団を見るのは初めてだったので、ドキドキワクワクでした。
ほんっとうに身長差がそのまんまなんですねぇ。極端に違う方はいないし、違和感ナッシング！
あらあら、巴里も良いかも〜〜♪
えーと、どうやらブルーメル家主催のクリスマスパーティに招かれた、という設定らしいです。
ロベリアが「クリスマスパーティだから仕方なく来たってのに、どうしてこんなに大勢人がいるんだ？」というようなことを言います。で、招待状を配ったのは誰か、という話になって、エリカが「はーい、私が配りました〜」と元気に答えてました。グリシーヌに頼まれて配ったみたいです。
んで、「どうやって配ったんだ？」というロベリアの質問に、「えーと、市場でしょ、警察でしょ、広場でしょ…（以下略）」とのお答え。そりゃ、たくさんくるはずよね（笑）
「グリシーヌ、おまえさては………謀ったな」とニヤリと笑うロベリアに、ふふん、って感じでグリシーヌが答えます。たくさん人が来るようにエリカに頼んだのね、グリシーヌ(^^)
コクリコが、クリスマスなのにここにいていいの、とエリカに尋ねました。
エリカは教会の神父さんに、教会はいいからこっちに行きなさいと言われたとか。
案の定、「体よく追い払われたな」というツッコミが（笑）
でも、皆さんと会えたから嬉しいです、とのエリカの弁。可愛い〜〜。
他のみんなからも歓迎の挨拶がありました。
一通り終わってから、ソロの歌です。最初はエリカから。
♪祈り♪
あ、歌い出しにスティックの「チッチッ」ってのが入ってますね。この歌難しいですもの、出だしが。帝劇の方でも、出だしが分かりにくい曲には入ってましたからねー。
うーん、いつ聞いてもアイドルチックな歌だ（爆）
日高さんの声は明るいから、ぴったりですね〜〜。振りも前回のイベントと同じかしら〜（←なんとなく覚えているらしい）
で、ディナーショウでのお約束、テーブル間を回って下さいましたよ！
といっても人が多すぎるので、真ん中のちょっと空いたところを真っ直ぐ行ったり来たりしてただけなんですけど(^^;)
今回は真ん中よりのテーブルの人が美味しかったかも〜。
最後に跪いて手を胸の前で組み、フィニッシュです。
♪エロイカ／英雄伝説♪
エリカの紹介で、グリシーヌの曲のスタートです。ソロは前の歌の人が、次の歌の人の紹介をするっていう形式みたいですね。
今回は、バックダンサー２名を従えての歌です。
…………ちょっと声出すの辛そうでした、グリシーヌ(^^;)
でも歌い上げる部分はさすがでした。すってき〜♪
グリシーヌもテーブルの中を歩いてくれましたよ。前後をバックダンサーに挟まれて（笑）
で、会場の一番後ろで歌い終わりでした。
次は花火の番です。
♪心の傘は♪
いきなりスポットライトが近くに当たって慌てて見回すと、なんと私たちのテーブルのすぐそばに花火が立ってました。日傘を差して、後ろ向きのポーズ。
…………いつのまに………。ぜんっぜん気が付きませんでしたわ。驚きのざわめきが起こりましたものね〜。
この歌は大好きなので、思わずしっかり聞いてました。
１番を聞き終えてさらにびっくり。
前回より、かなり上手くなってましたよ！！！
さては猛練習を積みましたわね………。
ＤＶＤで見たときは、どうしてもサビの部分で１オクターブ下がるのが違和感を覚えていたんですけど、今回は違和感を覚えませんでしたから。
本当にびっくりしましたわ。思わず、曲が終わってから「上手くなってる！」と呟いてしまったほど（こら）
これでＣＤに録音してくれると嬉しいんですが（おいおい）
♪１９２４５５６３１♪
この歌も好きなの〜〜。ロベリア、格好いい！！！（＞＜）
椅子を使った振り付けも良かったです。椅子の上に足を乗せたり座ってり、いろいろやってくれました。
悪の魅力全開って感じ！（※注：巴里華撃団は正義の味方です）
あ、ロベリアも舞台から降りて歌ってくれましたよ〜〜。
♪シゾーの歌♪
ロベリアが袖に下がった後、シゾーが登場。
……コクリコは縛って出られないようにしたので、シゾー・ワンマンショーだそうな（笑）
ということで、シゾーの歌でした〜。
ところがどっこい、歌が終わった後にコクリコ登場！
縄抜けして来たそうです。さすがマジシャン（笑）
うさぎさん（←シゾーのこと）も一緒に踊ることになり、コクリコのソロです。
♪いっしょに歩こう♪
他のメンバーも一部分だけバックで踊りながらの歌です。
元気が良いですねぇ。
やっぱり、少しずつ上手くなってますわ。舞台に立つって事は、練習もしますからね。
頑張ったわね、みんな！（うんうん）
コクリコって本当に小さいですわね。舞台を降りて回ってくれたときに実感しました。
ここで、みんなそろって中間トークショウ。
次からの曲は新作３連発だそうです。
今度のドラマＣＤに入る曲だそうですよ。
さりげなく、かつ堂々と２月１４日発売だと宣伝してました（笑）
えーと、字がこれで合ってるかどうかは疑問ですけど、まずはこの曲から。
♪モンパルナスの夜♪
……前々から思ってましたけど、グリシーヌとロベリアって声質が合いますよね〜。
そう、この二人の曲です。恋の歌ですわね。内容ははっきりとは分かりませんでしたけど(^^;)
歌い終わってから、お互いに一緒に歌うことになるとは思ってなかった、しかもこういう歌でっていう会話が楽しかったです。ええ、なんたって恋の歌だし。
んでも、これから二人の曲は増えそうな予感ですわね(^^)
♪ぼくの巴里 わたしの巴里♪
コクリコと花火の歌です。
花火のソロは哀しい感じの歌なので、うって変わってこんなに明るい曲を歌っているのを見ると、なんだかほっとしますね。
二人揃うと、可愛いです(^^)
タイトル通り、巴里の歌、だったと思います。すみません、うろ覚えで（爆）
♪黒猫ルンバ♪
エリカ、グリシーヌ、コクリコという異色の取り合わせ。しかも、歌の内容はタイトル通り「にゃお♪」ってやつです（謎過ぎ）
エリカとコクリコはともかく、一見グリシーヌにはそぐわないっぽいですわね。本質的にグリシーヌは可愛い物が好きらしいですけど（笑）
エリカとコクリコは「にゃお♪」と歌の中で猫の鳴き真似をするの。あと、振りも猫みたいな仕草が入ってます。グリシーヌだけ普通なのが笑えます。
歌が終わってから、グリシーヌがこういう歌を歌うのって珍しいとやっぱりエリカとコクリコが言いました。いろいろやりとりがあって（ごめん、忘れた：滅）最後にグリシーヌも「にゃお」って鳴いてくれましたけどね♪
さーて、そろそろ大詰めですよ〜。
５人揃っての歌、２曲連続です。
この辺でなんかトークがあったような気がするけど、内容忘れました！（死）
♪御旗のもとに♪
ああ、この曲も生演奏で聞きたかった………！
管弦楽は生が一番ですもの！
格好良くって大好きな曲ですの。
でも振り付け見てて思ったんですけど、ゲキテイみたいにサビのところをみんなで踊るような曲じゃないですね(^^;)
………ちょっとだけ手旗信号を思い出しちゃった（おい）＜振り付け
あ、この曲も確か舞台の下に降りてきてくれました。
そして、なんと大神さんが舞台の上に！
どうやらお客さんでいらっしゃってたのを、連れてきたらしいです（笑）
……大神さんを連れてきたのは確か御旗の時だったと思うんですけど。ラストの曲の時だったかしら？（記憶あやふや）
違ったらすみません。
でも巴里華撃団勢揃いで、嬉しかったですわ(^^)
グリシーヌ、振り付け間違えてましたけどね（汗） ファイトー！
♪未来（ボヤージュ）♪
ラストの曲はこれですわよね〜。
よい曲ですわ……（しみじみ）
歌の途中から、舞台を降りて各テーブルの間を縫うように歩いてくれます。今までは真ん中の往復か端っこを歩くだけだったのに……！
先導で一人ずつ踊り子さんがついてました。これは御旗の時と一緒ですわね。歩きにくいから先導者がいるのかしら？
私たちのテーブルは、コクリコが傍を通ってくれました(^^)
最後のご挨拶です。
まさしく「テアトル・シャノワール」のようなショウでしたよ。
夢の空間でした。
帝劇に比べると（だって帝劇は３人でショウを盛り上げてましたもの。さすがの実力です）まだまだな部分もたくさんあるけど、楽しませていただきましたわ。
この日のために、一生懸命練習したんでしょうね〜〜。
皆さん、夏の時よりレベルアップされてました。
何はともあれ、巴里華撃団の皆さん、楽しい時間をありがとう(^^)
さてさて、今回の苦言コーナー（←いつの間に）のお時間です。
見たくない人は見ないでね。言いたい放題書いてますから。
人数が多かったせいもあるんでしょうけど、なーんかお客さんのマナーが大阪に比べて悪かったような気がしてなりません。
まあ、歌謡ショウに比べれば格段に良いんですけど（爆）
サク●ドットコムやファ●通などで「ディナーショウはコスプレ禁止」とあるのに、大神さんのもぎり服はコスプレじゃないのかい、兄さん(--;)
確かにネット環境じゃないと見れませんけどね。チケットにはわざわざ書いてないし。
でも基本的なことから考えて、その服装でヒルトンに来る神経が信じられませんわ。一回常識を勉強していらっしゃいって感じ（笑顔）
更に気になったのが、「心の傘は」を聞いているときにすぐ傍から機械音が聞こえたことでしょうか。録音撮影はもちろん禁止です。大人のショウなので信用してチェックはなかったんですけど……知らないとは言わせないわよ、隣のお兄さん（爽やかな笑顔）
ええ、機械音が気になって度ごとに振り返ると挙動不審な動きをしてましたし。思わず睨んでしまいましたわ、ほほほ(^^;)
その後から音はしなくなったんですけどね。レポート書くためだろうとなんだろうと、せめてメモするに止めましょうよ。後は記憶に焼き付けなさいな。
基本的なマナーくらい、守るのが常識人てものです。守れない人が多いと「だからオタクは」って言われちゃうのよ。自分の首を自分で絞めるハメになるのよね。そこらへんを自覚して欲しいです。
そういうわけで、巴里のクリスマスディナーショウの印象はあんまりよくないんです（苦笑）
これを反面教師に、私も気を付けようと思いましたわ。
以上、苦言コーナーでした。
それでは、ディナーショウ総括に入ります。
今回、ディナーショウというのは始めてでした。
チケット代が\28,000とかなりお高い値段でしたけど、それ以上の価値はありましたよ。
なにより、それだけのお金を払えるのが社会人が中心だったせいか、「大人のショウ」になりました。
素敵な食事を楽しみ、素敵なショウを楽しむ。
歌謡ショウとはまた違った楽しみ方が出来ましたわ。
今回は皆さん、本当に頑張ってお洒落していらしてましたもの(^^)
平均年齢が下がるせいか、どうしても歌謡ショウは「おいおい」っていうことが多いんですよね。そう思っている方々はこういうショウをじっくり楽しむ、というように棲み分けが出来るかもしれません。
………まあ、どうせサクラファンなら両方行くでしょうけど（笑）
場所が場所だけにそれなりの品を問われますが、こういうのって返ってお洒落出来るチャンスだと思うのです。マナーの勉強にもなりますしね。私も頑張って磨かなくては！（気合）
そういうわけで、懐に余裕のある方にはかなりお勧めですわ。
以上で、レポートを終わらせていただきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
2002.1.2 櫻井 映里